日産 フェアレディZ NISMO 一部改良…外観だけではない、レカロシートは専用チューン |
日産自動車は一部改良した『フェアレディZ NISMO』を7月25日から販売を開始すると発表した。ボディパーツの変更により高速域でのハンドリング性能を向上したほか、専用チューニングしたレカロ製シートを採用した。価格は562万6800~573万4800円。
日産のニスモビジネスオフィスで商品企画を手がける田村宏志チーフ・プロダクト・スペシャリストは7月23日に横浜市にある本社で開いたNISMOラインアップイベントで、今回採用したレカロ製シートについて「腰を抑えるとか、肩を抑えるとか、そういうことだけじゃなくて、座って運転をしている時は背中を始め全身の筋肉が動く。そこをどうウレタンでカバーしていくか。レカロのものをそのまま買ってくるのではなく、日産自動車、NISMOと共同開発をしたスペシャルシート」と説明した。
さらに「とかくNISMOは外観を中心にアピールしてきたが、どうやって皆さんと車をコネクトしいていくか、対話をして頂くか、こういうところも十二分に考え尽くされている」と強調した。
今回のイベントではNISMOの第5弾となる『ノート NISMO』も初公開されたが、田村氏は「最終決定してない」としながらも、「多分ノートのあるバージョンに(専用チューンのレカロシートが)オプションとして付けられるだろう」との見通しも示した。
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア 半田貞治郎