悲願の総合優勝へ!2015年、日産がLMP1で完全復帰 |
5月23日、日産/ニスモは2015年にLMP1マシン「NISSAN GT-R LM NISMO」でワークスチームとしてル・マン24時間レースに復帰することを発表した。ちなみに、この発表がなされた5月23日は「GO NISSAN」に掛けたもので、日本人以外の人にはわかりにくいかもしれないが、ル・マンへの完全復帰というビッグニュースだけに、あえてこの日を発表日にしたのだろう。
日産/ニスモはすでに2012年からル・マン参戦プロジェクトを再開していて、2012年には「ガレージ56」という特別枠でデルタウイングによる参戦を果たし、そして今年も300馬力のモーターと400馬力のエンジンを組み合わせたパワートレインを搭載するZEOD RCを再びガレージ56枠で参戦させる。ドライバーは本山哲、ルーカス・オルドネス、ウォルフガング・ライプの3名だ。
ちなみに、日産はWECに参戦するLMP2車両へのエンジン供給プロジェクトもここ数年で積極的に進めており、18台中14台のマシンが日産エンジンを搭載するという状況になっており、実質的にLMP2クラスは日産が支えている。
[写真]1989年、ル・マンで激走したR89C。レースの日産の底力を見せた。
[写真]1990年代の日産チーム。2015年のNISSANは、ワークスとしてル・マンに再参戦。果たしてどんな闘いを見せるのか?!
[写真]1998年、日産が3位に入り、日本人3人が表彰台に!
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア 半田貞治郎