2014年 01月 17日
サーキットでも走れるレクサス──2014年発売のRC Fを公開 |
レクサスが、450ps以上のパワーをもつ5リッターV8搭載のRC Fを公開。走りのための機能が詰まった高性能クーペだ。
すごみのあるスタイリングが印象に残るレクサスRC Fは、2013年秋の東京モーターショーでお披露目されたレクサスRCクーペをベースに、走行性能が磨きあげられたモデル。チタンバルブや鍛造コンロッド などが組み込まれ、高出力とレスポンスの向上が謳われる4969ccV型8気筒直噴エンジンに、8段オートマチック変速機を組み合わせて、後輪を駆動す る。
スポーティな走行性能がレクサスRC Fの身上だ。まず、「TVD」と呼ばれるトルクベクタリング・ディファレンシャルを後輪駆動車としては世界初採用したのが注目点。「スタンダード」「スラ ローム」「サーキット」と、3つのモードが設定されており、後輪の駆動力を一般道からサーキット走行まで最適に制御する機構だ。加えて、車両挙動の統合制 御システム「VDIM」は、スポーツモードの制御を見直して、サーキット走行を想定した運転の楽しさを追求するという。
スタイリングは、限定発売されたスポーツカー、LFAの系譜に連なることを連想させるものだ。全体にフェンダーや大きなエンジンを納めたエンジンフードな ど、各部の張り出しが大きくなり、流麗というより迫力のあるスタイリングだ。レクサス独自のスピンドルグリルは、内部のメッシュパターンが下部に向かうに つれ、“F”字型を形成する凝り方。さらに、速度に応じて制御されるアクティブリヤウイングなど、レーシングカーの持つデザイン言語が採用されている。車 体色は新規開発のブルーとオレンジの2色を含む8色が用意されるそうだ。
「非日常的なドライビングプレジャーを提供」すると、レクサスではするレクサスRC F。発売は2014年後半が予定されている。
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エンジンフード、ルーフ、リアウイングなどにカーボンパーツを採用し約10kgの軽量化をはかる「チタンパッケージ」もオプションで用意される
表皮一体発泡工法により、アスリートのボディスーツをモチーフとした、とレクサスではする専用スポーツシートが備わる
航空機のグラスコックピットをモチーフに、水温、油温、走行中のG、後輪トルク配分などの情報を専用メーターに表示する
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア(半田貞治郎)
by handasadajirou3
| 2014-01-17 09:59
| 国内四輪