仙台モーターショー、展示数過去最多に 2月開催 |
自動車メーカーが新製品や新技術を持ち寄り2月に仙台市で開催される「仙台モーターショー2014」の展示台数が過去最多となることが16日、分 かった。2011年に東日本大震災で中止され開催は4年ぶり。国産車など16社が約90台を展示する。燃料電池車や超小型電気自動車(EV)など未来のク ルマ技術に注目が集まりそうだ。
展示会は2月22、23日。9回目となる。今回は過去最多の59ブースが設けられ、前回(09年11月) から22ブース増える。12年に発足したトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)も小型ハイブリッド車「アクア」のオープンカーなどを展示する。東北で自動車 産業の集積が進んだことも展示数の増加につながったとみられる。
企画展示ではトヨタ車体などが超小型EVを披露。ホンダが開発した燃料電 池EV「FCXクラリティ」など6社の自動車に試乗できる場も設ける。主催者の日本自動車販売協会連合会宮城県支部は前回より5千人多い3万5千人を来場 目標に掲げる。菊池憲満・常務理事は「未来を感じてほしい。被災地を元気づけられれば」と話す。
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア(半田貞治郎)