2014年 06月 30日
新型スバルWRXは実質「レヴォーグセダン」なの? |
スバル「レヴォーグ」がいよいよ6月20日に正式発売となります。
思い起こせば昨年11月の東京モーターショーで富士重工業は「レヴォーグ」が国内市場を重視して開発したクルマであることを強調していました。
一方、ほぼ同時期に開催されたLAオートショー2013では次期「WRX」が公開に。
見てのとおり、フロントバンパーやラジエータグリル、フェンダーパネルについては差別化が図られているものの、ボンネットフードやエンジンルーム、ウインドシールドガラス、フロント・ドアなど、Bピラーより前部はレヴォーグと共通のようです。
エンジンについてもレヴォーグ2.0GTと同じFA20型BOXERエンジンを搭載しているようで、全長がレヴォーグ比で95mm短く、全幅が15mm広く、全高が15mm低くなっている以外は装備やグレード体系、車両価格も含めてほぼ共通となっている模様。
レヴォーグ2.0GT諸元(参考)
車両サイズ 全長4,690 全幅1,780 全高1,490mm W/B 2,650mm
エンジン FA20型(300ps/5,600rpm 40.8kgm/2,000~4,800rpm)
(出展 富士重工業)
「WRX」は米国などで既に26,295ドル(約270万円)からの価格設定で販売されており、巷の情報によると日本でも現在「WRX」と「WRX STI」の発売に向けて着々と準備が進んでいるようです。
しかし、VWをはじめ、上級車種から下位車種までに共通部分を多くしていくのが現在の潮流。こうした背景から富士重工業としては単純に兄弟車と言われないように、「WRX」の存在には余り触れずに日本国内で「レヴォーグ」のPRに専念しているのかも知れません。
つまり、「レヴォーグ」と「WRX」は部分的に共通部品は多いものの、れっきとした兄弟車ではなく、富士重工業は売れ筋「レヴォーグ」の立ち位置が曖昧にならないよう、かなり性格の異なるスポーツセダンである「WRX」の発売時期を遅らせている事情と読むことができます。
ちなみに「WRX STI」はお約束の大型リヤウイングとゴールドのホイールが目印。
新型に於いてもエンジンは従来のEJ20型(308ps/6,400rpm 43.0kgm/4,400rpm)をベースにしているようで、ますますキャラクターの違いは明らか。
噂では「WRX」と「WRX STI」の発売は共に今年8月となるようで、興味津々のスバリストにとってはしばらく穏やかでは無い日々が続くことになりそうです。
■スバル レヴォーグ Webサイト
http://www.subaru.jp/levorg/levorg/
■スバル USA WRX Webサイト
https://www.subaru.com/vehicles/wrx/index.html
〔関連記事〕
スバル新型WRX STI日本が後回しの理由とは?
http://clicccar.com/2014/05/12/255263/
スバル新型 「WRX STI」 をワールドプレミア!
http://clicccar.com/2014/01/15/243846/
新型WRX STIベースのニュルブルクリンク24時間レース参戦車両が登場!
http://clicccar.com/2014/01/10/242571/
スバル「LEVORG(レヴォーグ)」先行受注へ! ヒット確実!?
http://clicccar.com/2013/12/03/239175/
スバルのスポーツフラッグシップ新型WRXがアメリカで公開
http://clicccar.com/2013/11/21/237643/
(Avanti Yasunori)
【画像をご覧になりたい方はこちら】 http://clicccar.com/2014/06/09/258598/
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア 半田貞治郎
思い起こせば昨年11月の東京モーターショーで富士重工業は「レヴォーグ」が国内市場を重視して開発したクルマであることを強調していました。
一方、ほぼ同時期に開催されたLAオートショー2013では次期「WRX」が公開に。
見てのとおり、フロントバンパーやラジエータグリル、フェンダーパネルについては差別化が図られているものの、ボンネットフードやエンジンルーム、ウインドシールドガラス、フロント・ドアなど、Bピラーより前部はレヴォーグと共通のようです。
エンジンについてもレヴォーグ2.0GTと同じFA20型BOXERエンジンを搭載しているようで、全長がレヴォーグ比で95mm短く、全幅が15mm広く、全高が15mm低くなっている以外は装備やグレード体系、車両価格も含めてほぼ共通となっている模様。
レヴォーグ2.0GT諸元(参考)
車両サイズ 全長4,690 全幅1,780 全高1,490mm W/B 2,650mm
エンジン FA20型(300ps/5,600rpm 40.8kgm/2,000~4,800rpm)
(出展 富士重工業)
「WRX」は米国などで既に26,295ドル(約270万円)からの価格設定で販売されており、巷の情報によると日本でも現在「WRX」と「WRX STI」の発売に向けて着々と準備が進んでいるようです。
しかし、VWをはじめ、上級車種から下位車種までに共通部分を多くしていくのが現在の潮流。こうした背景から富士重工業としては単純に兄弟車と言われないように、「WRX」の存在には余り触れずに日本国内で「レヴォーグ」のPRに専念しているのかも知れません。
つまり、「レヴォーグ」と「WRX」は部分的に共通部品は多いものの、れっきとした兄弟車ではなく、富士重工業は売れ筋「レヴォーグ」の立ち位置が曖昧にならないよう、かなり性格の異なるスポーツセダンである「WRX」の発売時期を遅らせている事情と読むことができます。
ちなみに「WRX STI」はお約束の大型リヤウイングとゴールドのホイールが目印。
新型に於いてもエンジンは従来のEJ20型(308ps/6,400rpm 43.0kgm/4,400rpm)をベースにしているようで、ますますキャラクターの違いは明らか。
噂では「WRX」と「WRX STI」の発売は共に今年8月となるようで、興味津々のスバリストにとってはしばらく穏やかでは無い日々が続くことになりそうです。
■スバル レヴォーグ Webサイト
http://www.subaru.jp/levorg/levorg/
■スバル USA WRX Webサイト
https://www.subaru.com/vehicles/wrx/index.html
〔関連記事〕
スバル新型WRX STI日本が後回しの理由とは?
http://clicccar.com/2014/05/12/255263/
スバル新型 「WRX STI」 をワールドプレミア!
http://clicccar.com/2014/01/15/243846/
新型WRX STIベースのニュルブルクリンク24時間レース参戦車両が登場!
http://clicccar.com/2014/01/10/242571/
スバル「LEVORG(レヴォーグ)」先行受注へ! ヒット確実!?
http://clicccar.com/2013/12/03/239175/
スバルのスポーツフラッグシップ新型WRXがアメリカで公開
http://clicccar.com/2013/11/21/237643/
(Avanti Yasunori)
【画像をご覧になりたい方はこちら】 http://clicccar.com/2014/06/09/258598/
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア 半田貞治郎
by handasadajirou3
| 2014-06-30 18:23
| 国内四輪