2014年 04月 22日
レクサス、初のコンパクト・クロスオーバーSUV「NX」を発表! |
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レクサス NXは、2013年のフランクフルト・モーターショーと東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「レクサス LF-NX」 の市販モデルとなる、レクサス初のコンパクト・クロスオーバーSUVで、そのコンセプトは「Premium Urban Sports Gear」。「高性能とクールなデザインが融合した"Sports Gear"として、都市ユースにも合った環境時代のSUVを提案するもの」だそうだ。この「Sports Gear」という言葉は単なる「運動用具」ではなく、レクサスによれば「Cool Equipment : 格好いい道具という意味合いを含ませている」そうである。同様にエクステリアは「軽快で機敏な走りを備えた都市ユースに合ったSUVとして、一目で Sports Gearと感じさせるアグレッシブなスタイリング」と説明されている。
もちろん、そんな表現は日本語版プレスリリースのみに見られるものであり、英語版リリースには「都市に生活する若いドライバーのために、多用途性とクラス を超えたディテールを提供する、ラグジュアリーなクルマとして開発された」という意味の言葉が書かれている。エクステリア・デザインについても「低いプロ フィールと独特なルーフラインを持つ、大胆で目を引くエクステリアで、通常のSUVよりも機敏さを備えた」デザインにしたとある。どちらの表現の方が分か りやすいかは、人それぞれだろう。
モデル展開はパワートレインによって3種類。2.0リッター自然吸気4気筒エンジンを積む「NX200」と、レクサス初のターボ付き2.0リッター・エン ジンが搭載された「NX200t」、そして2.5リッター・エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッド・システムを採用する「NX300h」がラ インアップされ、さらにNX200tには「特別な専用装備を持ち、ドライビング・パフォーマンスが拡大された」スポーティ仕様の「NX200 F SPORT」も設定される。2.0リッター・エンジン搭載車では、4輪駆動のほかに前輪駆動モデルも選べる。詳細なスペックについては4月20日に予定さ れている実車の公開に合わせて発表されるだろう。
フロント・フェイスには、レクサスのトレードマークであるお馴染み「スピンドルグリル」と、L字型に発光する3眼フルLEDヘッドランプを装備。L型テー ルライトを備えるリアビューも、ハッチゲートに立体的なスピンドル形状のテーマが見て取れる。ボディ両サイドは絞り込まれ、前後フェンダーをワイドに強 調。ホイールは17インチが標準で、18インチも用意される。特徴的なルーフラインとCピラーは、後部座席のヘッドルームを犠牲にすることなくスタイリッ シュなデザインを巧く成り立たせていると言えるだろう。キーホールが隠され照明が組み込まれたドア・ハンドルはレクサス初採用。
インテリアでは、センター・クラスターに「金属を削り出したような質感の」フレームを配置。センター・トンネル両サイドには革調ニーパッドが装着され、 「SUVらしい骨格の力強さと、素材の対比による洗練された質感を両立」させたという。タッチパッドを採用した新型リモートタッチを装備するほか、スマー トフォンなどをセンターコンソールボックス内に設置したトレイに置くだけで充電可能な「おくだけ充電」や、パノラミックビューモニター、Gセンサー表示、 そしてターボのブースト圧表示がレクサスとして初めて導入されている。ドライバーと車両の一体感と十分なヘッドルームを実現するため、シート・ポジション は低く設定されているという。
車体サイズや価格についてはまだ発表されていないが、いずれもレクサスのミドル・クラスSUV「RX」 より抑えられる見込み。日本における発売時期は7〜8月になると噂されているようだ。ギャラリーにはレクサス公式画像に加えて、Autoblog US版のDrew Phillipsが撮影した実車の写真もご用意した。北京から会場の様子とより詳しいスペックが届いたら、また改めてお知らせしよう。
プレスリリース
レクサス 公式サイト
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア 半田貞治郎
by handasadajirou3
| 2014-04-22 22:35
| 国内四輪