ニッサン/ニスモが発表会開催。王座奪還目指す |
横浜の日産グローバル本社ギャラリーに集結した今季GT500/GT300参戦ドライバー、監督たち、NDDPから参戦するドライバーたち
日産自動車とニスモは23日、横浜の日産グローバル本社ギャラリーで2014年モータースポーツ活動計画発表会を開催。多くのファンが見守る中、今季のスーパーGTの陣容のお披露目と、今季の方針を発表した。
すでにニッサン/ニスモは2月14日に、インターネット上で今季のGT500クラスのラインナップを発表。エースチームのニスモにはインパルから松田次生 が移籍し、ロニー・クインタレッリとコンビを組むことになった。そして松田が抜けたインパルには、KONDO RACINGから安田裕信が移籍。ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラとひさびさにコンビを組む。
安田が抜けたKONDO RACINGには、ミハエル・クルムのパートナーとして昨年までGT300クラスで戦っていた佐々木大樹が加入。一方、2011年〜12年のチャンピオン チームであるMOLAには柳田真孝が復帰し、本山哲とコンビを組む。タイヤはニスモとMOLAがミシュラン、インパルはブリヂストン、KONDOはヨコハ マと4チームとも昨年から変わらない。
また、GT300クラスではNDDP RACING with B-MAXとして、グランツーリスモ出身の“ゲーマー”ドライバー、ルーカス・オルドネスのスーパーGTフル参戦が決定。星野一樹とコンビを組むことに なった。また、多くのニッサンGT-RニスモGT3カスタマーチームに向けサポートを行う。
23日の発表会では、今季GT500クラスにニッサンGT-RニスモGT500で参戦する4チームのドライバー、チーム監督が集結。柿元邦彦日産チーム総監督は、「最後は人間の戦いになる。ここにいる4チームが一丸となって、必ずやチャンピオンを奪回したい」と語った。
また、この場では今季から登場する新規定のGT500クラス車両となったMOTUL AUTECH GT-Rと、GT3車両のB-MAX NDDP GT-Rが展示された。新規定GT500車両でカラーリングされた車両が登場するのは初めてのことで、新たにグレーをベースに彩られたMOTUL GT-Rにはメディアのみならず、ファンからも多くのフラッシュが焚かれた。
昨シーズンのGT-R勢は、カルソニックIMPUL GT-Rがセパンで1勝したのみ。新規定導入初年度の目標は、当然勝利とチャンピオン奪回。多くのファンのサポートを受け、気合が入った表情を浮かべていた。
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア(半田貞治郎)