マクラーレン、曙ブレーキとの“提携強化”を発表 |
ジェンソン・バトン&ケビン・マグヌッセン
マクラーレンは17日、日本の自動車部品メーカーである曙ブレーキが新たに“テクノロジー・パートナー”に昇格したことを発表した。
曙ブレーキは、2007年にマクラーレンとパートナーシップを結んで以来、チームにブレーキパーツを供給するほか、技術開発を通じて多大な貢献をしてき た。両社はこれまでに34勝(ポールポジション30回)を記録し、2008年にはルイス・ハミルトンとともにワールドチャンピオンも獲得している。
今回の契約更新では、曙ブレーキが新たに“テクノロジー・パートナー”に昇格したことも明らかにされ、akebonoの専門チームが最新のレギュレーションに応じたブレーキ・バイ・ワイヤのリヤブレーキングシステムを開発することとなった。
「我々 が2007年に関係を開始して以来、マクラーレンとのパートナーシップとしては3回目の延長となる。マクラーレン・メルセデスと完全に統合するテクノロ ジー・パートナーになることは、世界最高のブレーキメーカーと認められることにおいてさらなるステップとなるものだ」と、曙ブレーキの信元久隆代表取締役 社長は語っている。
同社は、マクラーレンMP4-12C GT3レースカー専用のブレーキキャリパーおよびパッドの供給も維持していくという。
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア(半田貞治郎)