衝撃発言! マツダのCEO 「ロータリーエンジン搭載の新型車は不可能」 |
衝撃発言! マツダのCEOがロータリーエンジン搭載の新型車は不可能とコメント
マツダの スポーツカーであったRX-7、RX-8の後継車種、しいてはRX-9のようなロータリーエンジン搭載の新型スポーツカーの登場を心待ちにしていたファン も多いと思います。そこにきて、米国の自動車メディアAutomotive Newsのインタビューに置いて、衝撃的とも言える発言をしました。
マツダCEO ロータリーエンジン搭載の新型車(RX-9)は不可能
マツダが代々築いてきたロータリーエンジンの歴史は、クルマ好きな方ならい知らない方の方が少ないでしょう。小排気量で大きなパワーを発揮するこのシステムは、自動車税の税率までをも変えてしまう画期的なシステムの実用化、そしてその量産化は素晴らしいマツダの歴史の一つです。
そのマツダの社長兼CEOである小飼(こがい)氏が、米国の自動車メディアのインタビューで、「ロータリエンジン搭載の新型車は、現在のところ不可能。」と、マツダファンならずとも衝撃とも言えるコメントをしました。
商業的にみたロータリーエンジン
「メーカーサイドからみて、ロータリーエンジン搭載車で商業的利益をあげるには、年間10万台以上売り上げがなければいけない」ともコメントしてお り、現在の環境性能を重視した自動車社会の流れにおいて、低燃費で環境にも配慮することが非常に難しい、ロータリーエンジン搭載車は、現実的に見て厳しい との判断でしょう。
事実、最後のロータリーモデルである マツダ RX-8は、最も売れた発売年でさえ、2万4000台弱の販売台数となっており、ここから10万台以上の売上台数を想像するのは非常に難しいと考えられます。
ロータリーエンジンの最後の希望
マツダCEOの小飼氏はこうも述べています。「ロータリーエンジンを市販化した唯一のメーカーといてマツダには責任がある」
マツダのプライドが垣間見えます。環境問題や燃費問題などを解決し得るロータリーエンジンの開発をマツダは続けるとのことです。ロータリーファンにはとても悲しい衝撃発言でしたが、またマツダからロータリーエンジン搭載のRX-9発売!となることを期待しています。
リサーチ:テック サイバーファーム ウェア(半田貞治郎)